東京藝術大学
美術教育研究室

学生論文題目一覧

博士論文題目


令和3年度

中村 仁美
「美術教育」における観察による描画表現の可能性 − 「みてかく」授業の意義と、その内容や方法 −
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2021)

新川 美湖
「中学校美術科における「日本絵画」教育の研究」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2021)


令和元年

齋藤 功司
「芸術的知性ー美術教育の再措定」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2019)

橋本 大輔
「美術教育における記号と実在」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2019)


平成29年度

福岡 龍太
「障碍者の芸術活動における支援者のあり方ー障碍者と支援者の啐啄の関係を通してー」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2017)


平成27年度

長尾 幸治
「美術教育における技術の位置付けー手工教育思想の考察を通じてー」

栗田 絵莉子
「中等教育における『探求』する美術教育ーデューイの経験論と玉川学園での実践を手がかりにー」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2015)


平成26年度

原 美湖
「造形表現と思考―制作者のための現代美術をめぐる一考察―」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2014)


平成25年度

有馬 寛子
「生活を見つめる場から創造性へ―北方性教育運動と生活版画教育運動を通して―」
(東京藝術大学 大学院美術研究科 博士審査展2013)


平成23年度

村上 紀子
「身体化される描画の個人性―描画活動の人間形成的意義を考えるために―」


平成22年度

早川 陽
「日本画の景色観としての盆景性―その捩じれと可能性―」

レドンド・ボネット・ルーカス
「イエズス会の痕跡 ー日本で行われたイエズス会のアートセミナリヨ制度に関する一考察―」


平成21年度

鄭 梃甄
「自閉症児を対象とした美術教育指導法に関する実践的研究 ―日本と台湾における調査を基盤として―」

猪瀬 昌延
「彫塑制作におけるミメーシスの循環とその人間形成的意義」

屋宜 久美子
「美術作品制作における個人の表現の普遍性 −カラー・フィールド・ペインティングにおける作家と世界のつながり−」


平成20年度

生井 亮司
「触覚の教育学 −塑造制作における「身体的自己」の形成について−」

佐野 秀二
「美術作品制作における「無の時間感覚」の存在論的意味」

ペルトネン 純子
「模刻教育の意味について −東京芸術大学鍛金教育の歴史を通して−」


平成19年度

渡邉 美香
「アグネスマーチンの絵画における抽象表現と精神性について −生の意識と感性の発達を中心に−」


平成18年度

山成 美穂
「学校と学校外が重なる芸術教育現場についての一考察 −ベルリン・アトリウム青少年芸術学校の『学校プロジェクト』の授業から考える−」

趙 錦珍
「韓国における近代工芸教育の導入過程 −近代染織の韓国の定着に関わる美術教育の役割を中心に−」

松崎 恵里子
「美術作品におけるタイトルの意味 −作家にとってタイトルとは何か−」


平成17年度

嚴 智現
「李應魯論 −文字抽象・コラージュ・群像シリーズにおける「痕跡」と予兆について−」

伊藤 達矢
「アートプロジェクトと関わる社会 −取手アートプロジェクトへの参画と制作活動から見る文化振興−」


平成16年度

中尾 徳人
「透明ポリエステル樹脂による美術立体作品の制作に関する一考察−FRPと透明ポリエステル樹脂注型の併用成形方法について−」

藤井 尚子
「赤の力学 − 色をめぐる人間と自然と社会の構造 −」


平成15年度

長谷川 哲哉
「ミューズ教育思想史の研究」


平成5年度

金子 一夫
「近代日本美術教育の研究 – 明治時代 -」


平成3年度

倉本 妙子
「速水御舟の研究/伝統と新たなる創造の問題を中心として」


平成2年度

金田 卓也
「発展途上国における美術教育」

修士論文題目


令和5年度 2023

伊藤 寛人
墨流しとエブルに関する一考察 ―類似化と保たれる美意識―
A study of Suminagashi and Ebru
– Progression of resemblance and inherited aesthetic sense –

小泉 茜
美術科教育におけるアーカイブという営みの可能性 ―<つながり>のある美術科教育を目指して―
The Possibility of Archiving in Art Education
– For the realization of art education that emphasizes connection –

伊藤 綾野
岩石サイクルから見る窯焼成での熱変化についての考察 —自身の陶芸制作を通して—
A Study of Thermal Changes in Ceramic Kiln Firing through a Comparison with the Rock Cycle
– Research using my own creative process –

福原 瑞希
作品制作の中で起こる精神的な自己回復過程の一考察 —刺繍表現を通して—
A Study of the Process of Psychological Self-Recovery that Occurs in the Creation of Artwork
– Through Embroidery Expression –

降幡 ひかり
具体美術協会の美術教育における先駆性 —ラーニングの手法を軸に— 
The Pioneering Art Education of Gutai
– A Study Based on Learning Method –

山中 翔
専門基礎教育におけるデッサンの在り方についての考察
A Study of the role of drawing in specialized basic education


令和4年度     2022

⾼橋 歩
「鑑賞体験における独自性と共鳴についての一考察」
A study of uniqueness and resonance in art appreciation

横尾 真緋
「公立美術館における高齢者を対象とした教育普及活動の展開と課題   NPO法人の取り組みからの一考察」
Issues and Development of Educational programs at Public Museum Perspective of NPO activities

吉田 結美
「展示等において思考や想像のきっかけとなるものの可能性自らの〈絵本〉制作を軸に」
Possibilities of things that trigger thoughts and imagination in exhibitions, etc. Centering on my <picture book> production

吾妻 朋美
SNS世代に向けた「自己を描く」授業の可能性
Possibilities of lecture about “drawing myself” for SNS generation

廣冨 千春
「日本の学校教育における美術科の存在についての考察」
A Study of Art Departments in School Education in Japan

菊地 虹
「中学校美術科におけるデッサン課題の問題点 コンテクスト教育の活用の検討」
The Problem of Drawing Assignments in Junior High School Art
A Study of the Use of Contextual Education

保坂 朱音
「まちづくりするアート   鹿沼市の例を挙げて」
The Art of Creating a Community
A Case Study of Kanuma City

⾼橋 歩 

「鑑賞体験における独自性と共鳴についての一考察」
A study of uniqueness and resonance in art appreciation

横尾 真緋
「公立美術館における高齢者を対象とした教育普及活動の展開と課題   NPO法人の取り組みからの一考察」
Issues and Development of Educational programs at Public Museum Perspective of NPO activities.

令和3年度     2021

小佐川 麗
「見るものと見られるもののあいだで」
Between what look and what is looked

加藤 未星
「初等教育における鑑賞教育の展開 学校と美術館の連携の在り方についての一考察」
Development of the Appreciation Education in an Elementary School A Study on the Way of Cooperation of an Elementary School and the Art Museum

栗原 莞爾
「都市の光景を絵画表現する 自身の絵画制作からの一考察 」
Expression of Urban Spectacle Through the Painting Theory in the Making of My Paintings


令和2年度     2020

桑宮 亮
「芸術行為の意義
ーラッパー KOHH とヒッピーカルチャーを手がかりにー」
Significance of the artistic act:
Clues to hippie culture and rapper KOHH

瀧澤 春生
「創作活動を続けながら教育に携わることの意義
ー制作者の立場として公立小学校の現場で見えてくるものー」
Significance of engaging in educational activities while continuing creative activities:
What you can see by being involved in the field of a public elementary school from the standpoint of the creator

平山 匠
「兄に対する差別意識の所在について
ー自分と兄をつなぐための制作に関する一考察ー」
About the whereabouts of a sense of discrimination against my older brother:
A consideration of art practice that connects me and him

上野 裕二郎
「自身の絵画制作についての考察」
A Study of My Paintings

加納 紫帆
「美術科教育において育まれる力とは何か
ー作品制作者の制作行為を手掛かりにー」
What is the force nurtured in the art education ?:
Taking clues from the art practice

熊坂 佳子
「絵画と展示空間における関係性についての一考察」
A study in Painting and Exhibition Space

小林 あか里
「美術制作者による造形ワークショップ」に関する一考察
ーよりよい体験の場に向けてー」
Consideration for ‘Art workshops by creators’:
For a better experience

早川 麗子
「子ども期の美術教育が将来の社会生活にもたらす可能性を探る
ー証券会社でアイスを食べるという筆者の行動を手がかりにー」
research for the potential of childhood art education for future social life:
from experience of eat icecream in the securities company


令和1年度     2019

安島 茜
「幼児はなぜ絵を描くのかー子どもたちのよりよい美術体験のための一考察ー」
Why infants draw pictures:
A consideration for better art activities for children

木住野 百音
「立体制作における神話・神話的なものについての一考察ー」
Study of Miths in Sculpture

蓮沼 祐記
「絵画制作においてのリアリズムの考察
ー自身の制作から考える作品制作の意義ー」
The realism study on make a painting :
a meaning from perspective one’s own create a work of art

畑林 和貴
「絵画制作における思考および判断についてー自身の制作をもとにしてー」
Thinking and judgment in the process of painting:
Based on my own production experience


平成30年度    2018

井戸 璃理子
「絵画の魔法」
Magic of Drawing

中丸 彩希
「〈私〉と 私ー〈私〉を主題とした表現の在り方ー」
〈ME〉and Me:
The subject 〈ME〉 of My Art Works

藤澤 穂奈美
「美術作品における素材の存在感の重要性」
The Importance of Material Existence in Art works

山本 玲央
「制作活動における技術ー「表現」との相互作用に着目してー」
Techniques in Creating Art:
Focusing on the Interaction with Expressions


平成29年度    2017

荷見 さゆみ
「不確かさについて
ー塑造の制作過程を通して見る人間という主題ー」
About uncertainty:
The subject of human based making process of modeling

小田部 絵梨子
「材料と制作の関係性
ー絵画制作時における画家が用いる写真についてー」
The Relationship between Materials and Creation:
Focusing on the photographs used by painters during painting creation

井元 紗奈恵
「自分らしさを育む美術制作活動」
Art Production Activities that foster myself

大小田 万侑子
「生命感のある表現についてー型染技法における図案の再孝ー」

A study on the expression of liveliness:
Through the designs done by katazome, Japanese stencil dyeing

小林 千夏
「芸術を通して他者と関わろうとすること」
Trying to engage with others through art

只野 彩佳
「美術がわかるとは何かーその言語性から浮かび上がる救いー」
What is Understanding of Art?:
Salvation by language hidden in Art

野村 紀子
「自己の絵画制作を手がかりとした模倣概念の再考」
The Reflective Imitation with My Painting Production as a Clue

松坂 朝子
「触覚を用いた美術教育の重要性ー彫刻制作の視点からの一考察ー」
The importance of the sense of touch in arteducation:
A study from a standpoint of sculpture


平成28年度    2016

梅澤 綾子
「『徴候』としてのアート—わからなさの考察」
A Study on the Understanding of Art

菊地 匠
「芸術における『隔たりの思考』ーポストモダンから『オフ–モダン』へ 線状思考を超えてー」
The Speculation on the Concept of Distance in Art:
From Postmodern to “Off–modern”:Beyond a Linear Conception of Artistic Progress

櫻井 あすみ
「美術活動の『贈与』性ー『もの』が開く多層的な『他者』ー」
Artistic Activities as the Gift:
Unfolding Multilayered Others through Things

中村 望起子
「幼児期の描画体験における重要性ー幼児絵画教室で行われる絵画指導を手掛かりにー」
The Creativity in Drawing Experience in Early Childhood:
Focusing on the Practice of Early Childhood Classroom

橋本 大輔
「絵画技法の現象学的考察ーリアリズム絵画制作の実践を通してー」
A Phenomenological Reflection on Painting Techniques:
Through the Making Process of Realism Painting

初山 逸平
「『かたち』に『自然観』を込めることー『つこうること』『観ること』を通してー」
Putting “SHIZEN-KAN” into “KATACHI” :
Through Creation and Observation

李 琳
「情動によるインスピレーションをきっかけとした芸術創作」
The Art Creation Inspired by Emotions

石田 浩美
「ドイツと日本の美術大学における絵画の授業に関する一考察ーバウハウス大学ワイマール交換留学での観察を中心にー」
A Study on the Painting Classes in Germany and Japan:
Based on the Experience as en Exchange Student in Bauhaus-Universität Weimar


平成27年度    2015

飯田 菜津美
「リアリズム絵画における表現とはなにか」

菊間 優
「『作品および作家との対話』としての対話型鑑賞ーVTSとA.アレナスとの比較からー」

齋藤 功司
「美術家が美術教育に関わることの意義ー自由画教育論の再措定ー」

永林 香穂
「現代における『彫刻の美』ー彫刻家舟越保武を通じてー」

新井田 宇謙
「木彫制作と身体ー疲労を知ることで拡がる彫刻制作法ー」

林 美希
「苺に関する考察ー制作モチーフの深い理解のためにー」

林 玲
「『描く』という行為のあり方ーフィクションとしての化粧を手がかりにー」

三好 風太
「視野狭窄と美術」

平成26年度    2014

櫻井 晋伍
「現代の美術表現における古典思想の意義」

福岡 龍太
「『学びのスパイラル』がもたらす教育の未来像—こどもの柔軟な意思表現を引き出す取り組み実践を通して—」

中村 仁美
「『感性』の教育による人間形成—『子どもの美術』を手がかりに—」

森 水翔
「絵画における動物表現—アジアゾウの絵画を中心に—」

湯原 康仁 
「人とモノの間—現代におけるモノ作りの可能性—」

平成25年度    2013

石黒 芙美代
「美術の伝承性—自由にもとづく制作者と鑑賞者の関係—」

泉川 友香
「日本絵画における夜の表現をめぐって—夜の情景を通してみえるもの—」

下村 乃理子
「素材から制作へ—岩絵具による表現の美—」

中里 周子
「『ぬけ感』の美—ファッションに見る『生の感覚』を通して—」

渡邊 一翔
「人物具象彫刻におけるリアリティ」

渡邉 透真
「解釈の源泉としての美術作品—現代社会における美術作品の制作と受容の意義について—」


平成24年度    2012

今村 淳
「異領域間における『響存』―ピエール・ブーレーズの芸術概念とドイツ表現主義芸術の考察を通してー」

官野 良太
「彫塑を通じてものを見るということ―ジャコメッティの制作プロセスを中心に―」

長尾 幸治
「つながりあう学びのかたち―自身の制作、工芸観を通して―」

牧田 愛
「芸術の根源性―その変容と新たな展望―」

尹 銀志
「文化格差を超えるための博物館教育プログラムの提案―韓国と日本におけるこどもを対象とするアウトリーチプログラムの事例から―」

和田 朋子
「『子供』のイメージがもつ複合的意味について―『子供』を描くことから考える―」


平成23年度    2011

大道 法子
「ファイバーアートにおける身体性―『触れる』から身体的理解を考える―」

坂野 真季
「ヒトの形を作る意味―人体彫刻、マネキン、それぞれの形の魅力を通して考察する―」

白藤 さえ子
「芸術創造の根源にひそむ『自己愛』についての考察―肉親を描くことから―」

関口 陽子
「絵画における顔の役割とは―無表情の表情を考える―」

松本 弓枝
「ユーモアの美、美術のユーモア―いまを生きる力を養うために―」


平成22年度    2010

有馬 寛子
「彫刻制作から見る自然との関わり―抑制と均衡から生み出されていくもの―」

神山 歩
「版画制作における『リズム』について―自己の核に触れる美術の可能性―」

木谷 安憲
「絵画コンセプトと表現スタイル ―<コンセプトのつくりかた>をつくることで見えてくる自身の世界観―」

杉本 克哉
「美術教育と美術家との関係性 ―学びの変遷を中心として―」

高須 咲恵
「芸術と社会の理想的関係 ―その狭間に生きる芸術家への支援を考えるために―」

平林 孝央
「表出形式としての絵画作品に関する一考察」


平成21年度    2009

河内 啓成
「版画制作における自己の生成 -『いま』の豊かな広がりを通して-」

河端 通浩
「不確定な絵画を通じて体験しうる生きることの総体 ―マネとマティスにみる純然たる幸福―」

栗山 由加
「曖昧性からの創造 ―抽象絵画を通して―」

西山 大基
「具象彫刻作品に刻む“すがた”について」 

原 美湖
「<できごと>としての美術表現にみる可能性 ~インスタレーションとアートプロジェクトから考える~」


平成20年度    2008

絹谷 香菜子
「日本絵画からみる線の美意識 現代における<にほん画>の教育的意味を考えるために」

小島 花菜子
「絵画制作を人との関係から考える」

白石 阿衣
「自然と人とをつなぐ制作活動 ―土から考える人間の想像力―」

近田 明奈
「美術の制作にある魅力をとらえなおす ―『アートする』という活動を通して―」

平松 佳和
「芸術表現におけるリアリティーとは何か ―ヤン・ソウデックの作品を手がかりに―」

山下 由香理
「美術作品制作における開かれの可能性‐滲みから考える‐」


平成19年度    2007

伊藤 恵理
「『朽ちていくこと』の人間学的考察」

大成 哲
「彫刻制作過程における『作者』と『作品』の関係性」

志田 翼
「自画像を描くことについての一考察」

添野 郁
「絵画表現をめぐる<隠蔽>とメタファーへの一考察」

長島 聡子
「中等教育段階における美術教育の意味 」

早川 陽
「日本画における山水・風景表現の盆景性について」

レドンド・ボネット・ルーカス
「文化における象徴化の重要性についての一考察」


平成18年度    2006

猪瀬 昌延
「人体彫刻における『内包する時間』についての一考察」

黒崎 衛
「風景画制作における視覚の再生について」

武田 倫子
「絵画における描かれた『窓』の一考察」

坪井 麻衣子
「『心のちいさな揺れ』を描く絵画の一考察」

武藤 俊太郎
「建築物の『かお』 ―生き生きとした絵画表現を求めて― 」

屋宜 久美子
「『消失の予感』が生みだすリアリティー  ―影を中心とした美術作品を通して−」


平成17年度    2005

佐々木 優子
「『かく』表現における『おそれ』についての一考察」

生井 亮司
「負の形象の力学 −美術における『闇』のイメージについての一考察−」

村辺 奈々恵
「藤田嗣治の絵画技法に関する一考察 −『乳白色の絵肌』の確立を中心に−」

山田 元子
「身体と空洞のある形による表現についての一考察 −身体の変容を促す造形表現の試みとして−」


平成16年度    2004

阿部 寛子
「美術における『光』の表現と視覚についての一考察−ジェームズ・タレルの『光』の表現を中心に−」

永島 義教
「〈カッコイイ〉という表現についての一考察ー『スピード』感のある立体造形表現を通して−」

古屋 祥子
「木彫における『木成り』と造形についての一考察 −樹齢150年の時空−」

山田 智子
「頭部における表現についての一考察 −髪形とアートを中心に−」

渡邉 美香
「アグネス・マーチンの絵画における抽象表現についての一考察 -抽象表現と精神性の問題を中心に−」


平成15年度    2003

内田 泰子
「『生きること』に根ざした表現の探求 −山口県俵山『麻羅観音』の造形表現を通して−」

岡谷 敦夫
「版画の偶然性に関する一考察 −刷り上がる瞬間の意識について−」

志村 裕子
「昔話絵本の視覚表現についての考察 −桃太郎譚を中心に−」

杉本 亜鈴
「絵画のマチエールに関する一考察 −具象絵画の制作を通して−」

松崎 恵里子
「美術作品におけるタイトルの機能 −タイトルは作品を限定するのか−」


平成14年度    2002

伊藤 達矢
「現代美術における芸術家の視点と作意性 ~なぜ、芸術家は解り難い作品を作り続けるのか?~」

津村 葉子
「江戸の『遊び絵』についての一考察 −遊戯性を中心に−」

成清 美朝
「反復とその集積によるドローイングについての一考察」

原口 健一
「木彫表現における道具の意義について −高村光雲を中心に−」


平成13年度    2001

小川 真理
「ワークショップの機能性についての一考察―美術の役割を中心に―」

加藤 礼子

「日本画における新岩絵の具の普及に関する一考察―日本画概念をめぐって―」

舘内 春加
「美術館活動における民間ボランティアの役割と可能性―チェンジ・エージェントの補助員―」

樽 晃子
「伏見稲荷大社の千本鳥居についての一考察―美術的見地から―」

中尾 倫子
「人と人との『境界』をこえる力としての想像力について」


平成12年度    2000

川上 恵子
「陶芸制作と人間形成における言葉のもつ意味 ―高等学校における授業実践を中心に―」

國吉 房次
「沖縄の漆喰シーサーについての一考察 ~『モダニズム』と『民芸』の止場の試み~」

鈴木 由美
「鋳造彫刻制作についての一考察 ―現代日本の彫刻家と鋳造家―」

島 由香里
「益子焼の歴史にみる民芸精神の推移についての一考察」

趙 錦珍
「韓国の朝鮮時代の染織物に見る龍文様についての一考察―日本の室町~江戸時代の染織龍文様との比較を通して―」

松島 愛祐
「現代若者文化における装飾についての一考察 ―カスタムペイントを中心に―」


平成11年度    1999

柴田 菜月
「ムーミン童話におけるひかりの描写についての一考察」

中尾 徳人
「彫刻成形素材としてのFRPについての一考察 ―人体塑像彫刻を中心に―」

吉田 洋紀
「これからの日本画金箔表現の可能性 ―宗達作品を中心に―」

和田 恵美
「エミリオ・グレコについて ―その制作姿勢と作品についての一考察―」


平成10年度    1998

石田 多映
「オマケ文化にみる現代の商品企画・生産についての一考察―グリコのオマケと過去のオマケ考案者を中心に―」

上川 英紀

「都市の風景についての一考察 ―広島市の風景と郊外の風景を中心に―」

上村 牧子
「版画制作を通した美術教育の普及方法論の考察 ―生涯学習の実践を通して―」

小島 千雪
「芸術教育における『絵』と『テクスト』の役割について ―絵本を中心に―」

小林 奈央
「木彫制作における素材としての木について」

中山 明子
「コミュニケーションの変容状況にみる現代の日常を生きやすくする知恵に関する一考察」

滑川 由夏
「触れる行為が生みだすものについての一考察―作者と鑑賞者における、彫刻作品とのコミュニケーションを通して―」

橋本 まさみ
「現代に求められる公園空間と公園遊具の一考察―空き地遊びと公園遊具遊びとを照らしあわせて茨城県取手市を中心に探る―」

宮永 真和
「からくり師大野弁吉についての一考察」


平成9年度     1997

金澤 韻
「現代マンガ研究序説―『ドラゴンボール』における「勢い」の考察を中心に―」

久保田 博子

「近代日本における家族と住まいの変還についての一考察 ―家族のあり方と住居空間の関係を中心に―」

吉枝 彰子
「戦後日本における<少女文化>の一考察―リカちゃん人形シリーズを中心に―」

渡邊 伴子
「芸術と国民性 ―岡本太郎を中心に―」

束原 まなみ
「制作を通しての素材についての一考察 ―金属(鉄・銅)を中心に―」

松木 由子
「非日常的空間としての『旅』がもたらすもの ―歩き遍路の体験から―」


平成8年度     1996

五十嵐 友紀
「東洋と西洋の狭間におけるイサム・ノグチの造形精神について―その示唆性と日本における意義―」

山浦 祥恵
「小児医療と<アート>―東京大学医学部小児科「めだかの学校」に於ける『アート・パフォーマンス』からの考察―」

今淵 純子
「先祖と共有したい空間として、仏壇を考える ―精神的な『もの』を作るにあたっての一考察―」

大沼 邦康
「橋本平八について ―その思想と作品の一考察―」

春田 真理子
「表現活動としての『ドローイング』について ―学校教育における『ドローイング』の導入への一考察―」


平成7年度     1995

磯崎 主佳
「素材と対話・ものづくりが育てるもの ―土と炎による造形教育からの一考察―」

佐藤 邦生
「文化基盤としての住宅造形に関する一考察―洋風プレファブ住宅造形の意義と問題点―」

西嶋 理恵子
「触覚による造形表現とその理解への一考察 ―素材としての皮革を通して―」

勅使河原 君江
「美術作家と教育活動の相互関係に関する一考察―『具体美術協会』の作家と童詩雑誌『きりん』を中心に―」


平成6年度     1994

田島 青
「現代の美術教育の視点からとらえたフレネ教育についての一考察 現地調査・資料分析から得られた今後への展望」

大塚 由紀子
「美術教育における技術と創造性の関係 ―独学の画家に関するケーススタディ一を通して―」

大倉 千札
「具象(像)を作ることの今日的意味について―エルンスト・パルラッハの彫刻を通して―」

眞住 貴子
「美術館の教育活動におけるA・ハウゼンの美的発達その有効性への一考察」

室井 智子
「女性の視点からみたエロティシズム ―江戸の遊女をめぐって―」


平成5年度     1993

柴田 俊明
「パーヴェル・フィローノフ絵画理論研究序説―”分折的芸術”論と作品にみられる彼の世界観に関する一考察―」

畑中 朋子
「アイヌ文化の継承と表現の現在」

増岡 直子
「『表現行為』と『作品の内側に潜むもの』とのかかわり ―ゴッホとの対話を中心に―」


平成4年度     1992

井端 伸介
「人間としての主体性回複をめざす美術教育の実践研究」

三原 信彦
「絵画の学問的分析手法に看られる従来の思想的枠組みと限界 ―雪舟等楊・長谷川等伯を軸として―」

石井 陽里子
「伊勢型紙 ―造形的可能性を探って―」

矢野 真
「都市空間における造形作品についての一考察 ―千葉市の現状と間題点を中心に―」


平成3年度     1991

下河原 万紀子
「企業の“文化支援”と現代美術」


平成2年度     1990

大塚 謙一
「美術教育に活かされる制作活動 ―主として自閉症児に対する美術教育において、教育者自身の制作研究をどう活かすか―」

北島 美智子
「メッセージとしての環境空間についての一考察」

玉井 晶子
「公共空間と彫刻作品をめぐって ―美術教育の視点から―」

千葉 稲子
「鑑賞教育 ―その実践のための考察―」


平成1年度     1989

蝦名 敦子
「基礎造形の目的と意義 ―線の造形的役割を中心として―」

香川 志乃
「うつはの文化 ―合鹿椀を中心として―」

木俣 創志
「絵を描くことの意味 ―ある画家の足跡を通して―」

後籐 文子
「心障児の美術表現と美術教育についての一考察」

増田 小乃美
「五感でみる美術教育 ―絵画制作における五感の役割―」

水永 宗勝
「感覚とイメージを通して見た子供の造形表現(絵画表現)についての考察」

山田 慶子
「平面表現と立体感 ―その感覚が及ぼす眼について―」


昭和63年度    1988

雨宮 弥太郎
「造形表現と素材について」

家村 珠代
「社会教育をになう美術館の役割・現状・可能性について ―ワークショップを中心に―」

小林 信悟
「眼差しとしての美術教育 ―私の表現活動と教育活動の共振へ向けて―」

宮島 義清
「デッサンすることの意味」

村井 俊二
「美術大学における鑑賞教育についての一考察」


昭和62年度    1987

片山 奈緒美
「素描を通して獲得される眼」についての一考察」

中村 武
「美術鑑賞における認識と参与 ―美術教育の問題として―」

早川 宏一
「美術教育素材としての写真の可能性について」

森永 昌司
「造形言語の言語性についての一考察 ―素描教育を通してみて―」

倉本 妙子
「近代日本画家における伝統と創造 ―模写と創作の関連を中心として―」

吉光 誠之
「小・中学校における木工工芸教育についての一考察 ―素材・発想・技術・表現における諸問題―」


昭和61年度    1986

黒川 廣子
「近代日本における工芸教育に関する一考察 ―東京美術学校の工芸教育とその周辺―」

黒沢 育
「女性(Feminine Gender)と絵画―絵画作品に現れる性差と美術教育との関わりを中心に―」

合津正之助
「中学生を対象とした美術科指導計画案の編成についての一考察―つくり出す喜びを知り、為し遂げる体験をする、美術指導案を目指して―」

国分 夕満
「模写による指導 ―絵画指導の伝統的方法についての再検討―」

徳丸 あんり
「素材の特性をいかした日本画教育 ―初等教育段階を中心に―」

吉田 俊哉
「美油画教育基礎課程のカリキュラム編成に関する一考察 ―物に対するアプローチから画面に対するアプローチへ―」


昭和60年度    1985

藤原 伸枝
「工芸教育における生活感覚の回復 ―日本の伝統的生活芸術から―」

井澤 乙也
「触覚による美術教育についての一考察」

岩田 智佐子
「知覚教育―A(Audio)V(Visual)C(Computer)によるコミュニケーションと視聴覚メデイア―」

指田 竹房
「美術教育における教材研究 ―聴覚障害児と金属教材を中心として―」


昭和59年度    1984

石川 千佳子
「近代日本の美意識に関する一考察 ―江戸洋風画を中心とする写生画の展開と意識構造―」

加藤 栄次
「岸田劉生に於ける表現と形式」

藤原 由美子
「日本画教育への一考察」

昭和58年度    1983

金田 卓也
「発展途上国における美術教育」

矢部 亜矢
「伝統の再考による絵画教育 ―日本画の応用―」


昭和57年度    1982

阿部 真理子
「形態の性格について ―垂直性・水平性など―」

山村 鉄也
「彫刻素材としての青銅」

吉田 正純
「工芸教育における銅の着色研究」

修士

小泉 晋弥
「表現教育論 ―Malcom Ross”The Creative Arts”をめぐって―」

太田 佳子
「美術教育における鑑賞教育の必要性と可能性」


昭和53年度    1978

遠藤 眞紀
「日本の美術教育における版画 ―自由画・創作版画の系譜から―」

高橋 いずみ
「創造主義の主張とその指導法の一考察」

福由 理恵
「美術教育における映像メディアの導入 ―その理論と提案―」

富田 礼志
「我国における手工教育の成立と発展」


昭和52年度    1977

岩佐 立一朗

「意識における美の因子およびその発達 ―美意織の発達について―」

高宮 典夫
「美術教育と表現 ―表現における教育的機能について―」

橘 美和子
「美術教育の目的観の基礎をなす思想について ―Rudolf Steinerを中心に―」

永田 彰
「日本の構成教育運動について」


昭和51年度    1976

佐藤 完兒郎
「遊びとユートピア」

立原 慶一
「Kunst Didaktikの研究 ―その中核領域を中心に―」

井上 正作
「日本手工・工作・工芸教育の研究」

北山 誠
「児童画における人物表現の発達心理学的研究」


昭和49年度    1974

金子 一夫
「明治後期の美術教育 ―「教育的」図画成立期の研究―」

畑中 優
「〈自然研究〉に於けるPaul Kleeの教育的認識」

原 なお子
「フェノロサと鑑画会」


昭和47年度    1972

奥定 一孝
「モホリ・ナギの構成教育」

柴田 和豊
「ジョン・デューイにみる仕事の教育的意味」


昭和46年度    1971

長谷川 哲哉
「ハーバート・リードの芸術教育論」

内地留学論文題目


平成12年度

木谷 安憲
「アートがつくるコミュニケーション -個性を伸ばし生きる力をはぐくむ美術教育-」


平成11年度

五傳木 浩樹
「美術と教育 -「美術教育」という言葉の認識の一考察-」
「五感を使った教育への試み -理念と実践・21世紀に向けた美術教育への提案-」
「21世紀に向けた新しい美術教育の提案 – 学校週5日制と今後の社会教育との連携を見据えて-」


平成9年度

三浦 百合子
「子供が自分らしさを見付け、造形活動を楽しむための支援の在り方-小学校高学年における造形を中心とした表現活動の指導を通して-」


平成5年度

シュティーベリング 育子
「空間概念と美意識を培う美術教育-環境デザインに建築を取り入れた指導を通して-」


平成3年度

福田 琴絵
「材料が人間形成にもたらす意味」


平成2年度

杉本 昌裕
「高等学校絵画学習での意欲的に取り組める教材の開発」


平成元年度

茅根 富子
「肢体不自由生徒の表現力を高める陶芸指導の研究」

秋吉 優子
「中学校美術教育における彫刻の表現力を高める指導方法の研究」


昭和63年度

渡辺 千恵子
「人間が生きる過程におけるデッサンの持つ意味-自分自身のデッサンをひとつの素材にして-」


昭和60年度

渡辺 富栄
「新潟県教員内地留学報告書」

滝沢 文子
「児童の描画における空間の表し方についての調査・研究」


昭和58年度

今村 照廣
「工芸教育の技法研究」

昭和54年度

薬本 武則
「カンディンスキーの芸術教育論」